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RePlayceインターン生が起業。挑戦者が集う会社で、日本の現状を変える。

目次目次

    日本は、世界最大級の対外純資産と投資収益によって経常黒字を維持している。しかし、その多くは過去の“遺産”に依存しており、デジタル赤字や貿易赤字の拡大が続けば、その基盤は崩壊してしまう。経済産業省の試算では、2035年にデジタル赤字が最大45兆円規模に達し、現在の投資収益では補いきれないリスクも指摘されている。

    Gaika(ガイカ)は、この流れを「評論」ではなく「実行」で変え、日本を再興するための「Japan Growth & Execution Company」である。“外貨思考ムーブメントの震源地”というフェーズを超え、世界で価値を生み出し、その成果を日本に還元することで、日本が稼ぐ力を強化していく。

    Gaikaの創業に携わり、3月から取締役になる清原来輝氏は、中高生向けキャリア教育プログラム「TANQ BASE(タンキューベース、旧:はたらく部)」に参加し、大学進学後はTANQ BASEや通信制高校サポート校「HR高等学院」を運営するRePlayce(リプレイス)のインターンを経験。インターンでは、他のインターン生のマネジメントやSNS部署のディレクター業務を担ってきた。

    「日本を、もう一度『世界で勝つ国』にする」を掲げるGaikaの事業内容や創業から現在までの半年間の道のり、また、清原氏自身のこれまでの成長やこれからの目標について迫っていく。

    「働いている社会人がキラキラして見えた」

    ──まず、なぜ RePlayceでインターンをしようと考えましたか?

    清原 きっかけは、そこで働いている社会人がキラキラして見えたからです。
    一緒に話したりする中で、夢に向かって挑戦している姿や、仲間と一緒に一つの目標に向かって走っている姿がすごくかっこいいなと思い、そこで一緒に働いたら自分も成長できるんじゃないかと考えました。

    ──実際にインターンをしてみて、憧れた社会人のような経験ができたと思いますか?

    清原 できた部分もあると思いますが、まだまだできていない部分もすごく多いです。

    ──まだ憧れには届いていないと感じているんですね。
    次に、インターンではどのような業務をしましたか?

    清原 主にインターン生のマネジメントや、SNSの部署のディレクターをやらせていただきました。

    ──それはインターン生になって元々やりたかったことですか?
    それともインターンを始めてから、偶然その仕事を任されるようになったのですか?

    清原 インターン生のマネジメントに関しては、元々やりたかった、まだ挑戦したことのない領域だったので、楽しくやらせていただきました。
    SNSのディレクターは、他のところ(RePlayce以外のインターン先)でもやったことはありました。しかし、(RePlayceの業務の中でも)一番会社にバリューを出せるのがSNSなんじゃないかと考え、ディレクターをやらせていただきました。

    ──インターン生のマネジメントは元々やってみたかったけど、SNSのディレクターにはRePlayceのインターンを始めてから興味を持ったんですね。

    複数のインターンを経験

    ──清原さんは他のところでもインターンをやっていましたよね。

    清原 やってましたが、今は業務委託みたいな形です。

    ──もう一つのインターン先とRePlayceのインターンを経験して、違いなどはありましたか?

    清原 それぞれお互いに色があってどっちが良いとかではないのですが、RePlayceという会社は「社会課題を解決する」ことが目標にあって、大きいものに挑戦しているなと感じます。すごく難しいことをしようとしてることは、 2つのインターンを経験したからこそ改めて実感しました。
    そういった部分では、もう1つのインターン先が良くないというわけではありませんが、やはり違いがあるなと思います。

    ──複数の企業でインターンをしたことで得られた気づきがあったんですね。

    代表に誘われインターンに

    ──RePlayce のインターンで活動してきて大変だったことは何ですか?

    清原 大前提として、私はパソコンのタイピングができるかできないかぐらいの時期に拾っていただいたので、まず業務に慣れることが難しかったです。
    そこからタスクをやる、次にそもそも「どういう目的でこれをやっているのか」を考えて業務に取り込む、さらにそこから「前に進めるためにはどういう要素が必要か」という解像度を上げるんですね。
    それが一番頭を使うところで、大変だったなと感じました。

    ──最初は慣れない業務への苦労も多いですよね。
    拾われたのをきっかけにインターンを始めたとのことですが、誰にどういう風に誘われたのですか?

    清原 代表の山本さんに。
    私が大学1年生のときに高校生のコースに2ヶ月ぐらい居させてもらって、(当時大学を退学していて)ちょうど新しい大学に進学しようと思っていた時期に「せっかくだったら大学受かったら新しいことやりなよ」と声をかけてもらったので、良い機会だから挑戦してみたいなと思い、入らせてもらいました。

    ──当時は「新しいことを始めてみようかな」くらいの気持ちだったんですね。

    清原 そうですね。

    「社会人基礎力」や「人間性」の成長

    ──インターンを通して成長できたと思うことは何ですか?

    清原 2つあって、1つ目は社会人基礎力です。社会での当たり前のルールや礼儀とかもそうですし、まずどうやって物事を考えるかという「物の考え方」についてすごく成長できたなと思います。
    もう1つは1つ目と被る部分もありますが、人間性です。RePlayceでインターンをしようと思ったきっかけにも繋がりますが、キラキラして見えた社会人の人たちは、仕事ができるのはもちろんですが、それ以上に誰に対しても明るく振る舞っていたり、優しく接していたりして。そういったところに関してもすごく成長できたなと感じます。

    ──RePlayceの社員の方の言動を見ていて、清原さん自身もそういう風になりたいと思って行動することで成長できたんですね。

    清原 そうですね。

    ──では、インターンをしていてよかったと思うことは何ですか?

    清原 相手との接し方が上手くなったなとは思いますね。
    ここのインターンをする前はただの学生だったので、普通の友達と話すノリしかしてこなかったのですが、ビジネスの場となると相手の接し方も変わってきますし。そういった(ビジネスの場での)コミュニケーションの取り方は、インターンのおかげで良くなったなと感じています。

    ──インターンの経験で、今でも役立っていることはありますか?

    清原 思いやりや優しさの部分ですね。
    これまではずっと「ギブ0、テイク100」みたいな人生を送ってきたので、(自分から)ギブをし続けることができるようになったという点で、今の活動に役立っていると思います。
    あとは組織づくりや「組織の色」っていうところで、この会社を見ていたおかげで、自分も起業したときにはこういう会社を作りたいと思っていました。そういった点でもすごく役立っています。

    会社について

    ──ここからはGaikaについてお聞きしていきたいと思います。
    まず会社について教えてください。

    清原 株式会社Gaika(ガイカ)という会社を運営していて、Purpose(パーパス)として「日本を、もう一度『世界で勝つ国』にする。」 を掲げて活動しています。
    我々は「外貨思考」と「実走力」を垂直統合して、日本をもう一度世界に勝つ国にするための成長をリードしています。
    実際に海外で事業展開を行ったり、最近は外貨だけに捉われず、日本での町おこしや地域づくり、地方の課題解決などに向き合って、(日本と海外の) 両軸で活動しています。

    ──起業したのはいつですか?

    清原 2025年の8月です。

    ──まだ半年くらいしか経っていないんですね。
    この半年の間で、具体的にどんな活動をしてきましたか?

    清原 大きく6つあります。
    1つ目が「I am Fluffy(アイアムフラッフィー)」。オーストラリアのブリスベンという場所でかき氷屋さんをポップアップで展開していました。
    2つ目は「EcoWear(エコウェア)」というサービスです。オーストラリアでは服を1年で1人当たり23キロ捨てるという統計が出ています。それではもったいないので、(捨てる服を回収するための)ボックスを設置させていただいたり、我々が服を回収しに行ったりして、それを古着屋さんに卸すといった活動をしました。また、ウクライナの子供達にも子供服を輸送しています。EcoWearの中で「EcoBe(エコビー)」というECサイトも立ち上げて、回収した服を販売させていただいたりもしています。
    また、もう1つ「J2A Vintage」という古着卸サービスを展開していて、日本とオーストラリアとニュージーランドを中心に展開しています。ヴィンテージ類のブランドで、世界各国から厳選した古着を大量に仕入れて、それをオーストラリアやニュージーランドに卸すサービスです。

    ──服に関するサービスだけで3つあるんですね。

    清原 さらに出張清掃サービスというのも行っています。オーストラリアの賃貸では、3ヶ月に1回管理会社の人が家を見に来るんですよ。実際に私たちも部屋に入られて、「汚いよね、片付けないと1週間以内に出ていってもらいますよ」みたいなことを言われるんですよ。
    「これは課題があるんじゃないか」と思ってサービスを立ち上げました。そういった(部屋の片付けに)困った人がいたら、私たちの会社に申し込もらって、私たちが掃除しに行くっていうものです。

    ──自分たちの生活から課題を発見し、顧客のニーズに気づいたんですね。
    オーストラリアを中心としたサービスが多いですが、日本では何をしていますか?

    清原 日本では最近「グロースパートナー」というサービスを展開していて、有限会社神馬建設という北海道の会社と戦略的パートナーシップを締結させていただきました。
    北海道では今、人口流出が問題になっていて、「どうしたら北海道の将来的な関係人口を増やせるか」といったところで、我々の会社は地域資産の可視化とブランディングといったサポートと、関係人口を生み出すパイプラインの構築の2軸で支援させていただいています。

    ──かき氷店のポップアップ「I am Fluffy」、古着卸サービス「EcoWear」、古着販売サイト「EcoBe」、古着のヴィンテージブランド「J2A Vintage」、出張清掃サービス、戦略的パートナーシップによる「グローズパートナー」。
    以上で6つですね。

    清原 あともう1つ、5、6月頃にローンチ予定なのですが、 静岡でクルーザーの事業を展開しようと思っています。
    経営者の方、特に静岡の経営者の方はクルーザーを持ってる方が多くて、なぜかというと、減価償却を利用した税金対策のためです。でもクルーザーって、車と違って海風や潮風に当たるから劣化が早くて、使わなければ使わないだけ故障や劣化に繋がります。動かしていない時間はただただマイナスになるから、少しでもプラスにしていきたいけどなかなか動かせないっていう課題があるんです。
    そこで我々がそのクルーザーを使って事業を展開しようと考え、今はインバウンド向けのサービスを考案している最中です。

    ──すでに展開しているものが6つ、展開予定のものが1つですね。
    事業内容だけ聞くとだいぶバラバラですよね。

    清原 事業を展開する領域は決めていなくて、そういった(日本をもう一度、世界で勝つ国にするための)活動だったら何でもしていくみたいな感じです。
    例えばRePlayceには「教育」っていう軸があるけど、そういった軸には当てはまっていません。

    6人で始めた起業

    ──創業メンバーは清原さん含めて何人ですか?

    清原 6人です。

    ──では、現在の会社の社員は何人ですか?

    清原 11人です。

    ──5人増えたんですね。
    会社設立の際の6人という人数は、一般的に起業する人たちの中では普通なんですか?

    清原 いえ、多いと思います。

    ──そうなんですね。
    代表を務めている方は、清原さんのご友人でしたよね。

    清原 高校時代の部活のメンバーです。

    ──創業メンバーは全員その部活繋がりですか?

    清原 それだけではないです。代表の坂本のオーストラリアの知り合いと、あとは私と坂本の知り合い経由で2人参画しています。

    ──全員が元々顔見知りだったわけではないんですか?

    清原 私と代表の坂本だけは知り合いです。それ以外のメンバーはリファラルで探して参画してもらいました。

    ──最初は他人同士だった人たちも、今は1つのチームになっているんですね。
    では、清原さんはその会社の中ではどういう立ち位置ですか?

    清原 今は執行役員兼CEXO(Chief Execution Officer)という立ち位置でやらせてもらっていますが、3月から正式に取締役になって、名前も変わります。

    ──会社の中でも重要なポジションにいるんですね。

    「現状を変えたい」強い思い

    ──なぜ今、このビジネスを始めようと思いましたか?

    清原 起業する前から海外に住んでるメンバーも多くて、日本の物ってすごく良いよね、日本のご飯って美味しいよねっていうのはみんなが共通して分かっていることでした。
    それで、海外に行くとお司屋さんやラーメン屋さんがたくさんあるんですが、そこを誰がやってるんだろうってオーナーとかを見たら、韓国人とか中国人が店を経営していることが多かったんです。
    日本の良いもの・伝統的なもので得たお金が、日本ではなく海外に落ちてしまっている現状を変えたいというのが会社全体の考えとして1つあります。

    ──色んな人が集まったからこそできるようになったことなんですね。
    清原さん個人としては、起業するにあたっての思いなどありましたか?

    清原 個人としては「社会にインパクトを残す人物になりたい」という考えがあったので、周りから見たら「普通のレールから外れた起業」みたいな、変わったことをしています。

    ──いくつもの事業を1つの会社で運用していたり、若者だけで起業していたり、確かに少し変わってますよね。

    清原 今みんなが使っているサービスの中にも海外のものがあって、我々は海外のサービスにお金を払って使わせてもらっているという立場です。そうやっていつまでも海外にお金を落としていると、自分たちのサービスが発展していきません。このデジタル赤字の状況が続くと、2035年には(赤字が)45兆円に達してしまうんですね。
    実際にいろんな人と話して「このままじゃ良くないな」と感じて、「これを誰か変えてくれるかな」って思っていたけど、変わらない。
    (誰かが)やるとなっても、海外に行って事業をするのは現実的に難しいと考える大人が多い中で、やっぱり若い世代の私たちみたいな人が動かないと変わらないんじゃないかなと思いました。

    ──清原さん自身の強い課題意識が原動力になっているんですね。

    清原 「頭が悪くても、まずは行動する」という証明にもなるかなと思いました。
    これをやるなら、やはり私たちみたいな若い世代しかいないと思って始めましたね。

    ──創業メンバーの 6人は全員20代ですか?

    清原 そうですね。

    ──人生の先輩である社会人の方から助言をもらうこともありますか?

    清原 いろんな社会人の方のところに顔を出して、相談に乗ってもらったり、壁打ちさせてもらったりしています。

    ──清原さんたちの考えに共感してくれる人は多いですか?

    清原 すごく多いです。
    だからやっていることは間違っていないんだなと思うし、あとはやり続けていればいつか絶対変わってくると信じて、折れずに進むだけかなと思っています。

    日本の歴史の転換点となる会社を目指して

    ──メンバーが集まったのは、会社のビジョンである「日本をもう一度、世界で勝つ国にする」という軸が決まってからでしたか?

    清原 そうですね。「こういう会社を作らないか」というだけで、事業内容は何も決まっていない状態でした。

    ──日本を世界に勝つ国にしたいという軸だけがあって、そこからどんどん枝分かれして事業ができていったんですね。
    特殊な形態の会社ですが、競合他社はありますか?

    清原 ないですね。展開しているサービスの中ではもちろん競合はいますが、軸となるビジョン・ミッション・パーパスには競合はいないです。
    そこに共感して選んでくださる方もいます。

    ──そこも強みなんですね。
    次に、最初にサービスを市場に出した際の周囲の反応はどうでしたか?

    清原 最初は全然成功してなくて、信じられないぐらい難しかったです。
    言語の壁もあったし、そもそも日本での当たり前が当たり前じゃなかったりとか。失敗したことがすごく多かったですね。

    ──最初に出した事業はかき氷店のポップアップをする「I am Fluffy」でしたよね。どういうところが難しかったですか?

    清原 まず申請という部分に関して、オーストラリアの人からしたら俺らは外国人なわけじゃないですか。外国人が急に「店を出させてください」と言っても、卸してくれるところが少なすぎる。日本人だからダメ、みたいな。
    「経験あるんですか?」、「実績あるんですか?」ってところで全部落とされて、ただただ時間が過ぎていきました。

    ──最初の事業を始めるまでに、たくさんの壁があったんですね。
    では、現在会社として最も注力している目標は何ですか?

    清原 まず「株式会社Gaika」という名前と 「日本をもう一度、世界で勝つ国にする」ための活動を行っていることを知っていただくことですね。
    そのためにはいろんなクライアントの方と関わっていきたいなと考えています。

    ──共感者を増やしていきたいと考えているんですね。
    この先、事業を通じて社会をどう変えていきたいと考えていますか?

    清原 外貨を稼いで日本の未来を作り、日本の歴史の転換点になっていきたいです。

    「若さ」による利益と不利益

    ──会社を立ち上げてから今日までで、一番「しんどかった」瞬間はいつですか?

    清原 ずっとですね。もちろん今もずっとしんどい。
    やっぱり言語の壁があるし、外国人である上に若いってことで、ナメられて相手にされないことが多いです。

    ──苦労されたんですね。
    オーストラリアを拠点にする上で、私生活では何か辛いことはありますか?

    清原 ご飯を食べるお金がないことだったり、毎日毎日不安で仕方がないことだったり。会社の将来についての不安をずっと考えてしまって、すごくしんどかったです。

    ──そういった不安は乗り越えられましたか?

    清原 乗り越えるとか乗り越えないとかの問題じゃなくて、やるしかない。気合いですね。
    嘆いても明日は来るし、立場的にもあまり言えないし。
    どうにかして自分を奮い立たせてやるしかないって感じです。

    ──すごい。そうやって乗り切ってきたんですね。
    次に、創業前の想定と実際の経営で、最もギャップを感じたことは何ですか?

    清原 創業前は「こうやったらうまくいくでしょ」みたいな綺麗なシナリオばかり考えていたけど、実際はめちゃくちゃ泥臭くて、お金がどんどんなくなっていきました。
    「次どうする、次どうする」って考えて、できることは全部やっていくって感じで、やっぱり理想とは違うなと思いました。

    ──若手のみで起業する中で、「若さ」が武器になったこと、逆に不利だと感じたことはありますか?

    清原 「若い人が日本のために活動しているのはすごいし嬉しい」と思って共感してくださる方がたくさんいたのは、若さが武器になったと思うところです。
    逆に不利だと思うところはやっぱり「若いから失敗するんじゃないか」と思われてしまうことで、若いからナメられることはありますね。

    資金調達に苦戦

    ──資金調達で苦労したことはありますか?

    清原 クラウドファンディングなど、いろんな方法で資金調達しようと考えています。投資であったり、金融公庫からお金を借りてきたり。クラウドファンディングはすごく大変でした。サイトを立ち上げて終了ではなくて、そこから声かけをしていかなきゃいけないですし。
    資金調達に関してはこれからもっと苦しいフェーズに入ってきます。もっと勉強しなきゃいけないし、もっといろんな人の話を聞かなきゃいけない。まだ経験が浅すぎるから、そういった部分はなんとかして行動力でカバーしていきたいと思ってます(笑)

    ──クラウドファンディングでは目標達成してましたよね。それでもまだ資金調達に苦労しているんですか?

    清原 クラウドファンディングの目的としては、Gaikaという会社や思想の認知を獲得することでした。
    だからクラウドファンディングでは、そこまで資金調達を目的としてやっていませんでした。

    挑戦者が集う会社

    ──起業する際に背中を押してくれた言葉や人物はいますか?

    清原 代表の坂本は人生の転換期に一緒にいて、「日本とか社会を変えるために、一緒にチームとしてやっていかないか」、「こういうことをやろうと考えてるんだけど、俺1人だとできないと思うから一緒にやってみない?」って声をかけてもらって、自分も挑戦してみようと思いました。

    ──次に、起業に役立っていると感じる過去の経験は何ですか?

    清原 ラグビーですね。

    ──代表の坂本氏も同じラグビー部でしたよね。

    清原 あともう1人、3月から取締役に就任するメンバーも当時のライバル校のキャプテンです。スポーツと仕事という違いはあれど、精神的な部分ではすごく鍛えられました。
    高校の頃、よくわからないタイミングで涙が出るぐらい辛い時期があったりして、体もボロボロで骨折して膝の靭帯を痛めたときでも、気合いと根性とチームのためにっていう言葉だけで頑張ってきました。そういった経験は役立っているかなと思います。

    ──なかなか過酷な状況ですね。そういった経験を経て、心身ともに鍛えられたんですね。
    では、これから組織を拡大していくにあたって、どのようなカルチャー(社風)を作っていきたいですか?

    清原 これはRePlayceの考えに共感したのですが、「遊ぶように仕事をする」ことを目指したいです。
    あとは、全員が本当に日本を変えるために活動していくっていうプロ意識を持って挑戦者となって活動していく、そういう社風を作っていきたいです。

    ──確かに清原さんの行動はまさに挑戦者ですよね。素敵な社風だと思います。

    今後の目標

    ──清原さんは今、会社ではどんな業務を担当していますか?

    清原 全部やってはいるけど、経営に関する業務や営業、プロダクトマネージャーを主にやっています。

    ──複数の業務をこなしているんですね。
    次に、直近1年で達成したい具体的な目標は何ですか?

    清原 売上1億円を達成して、その売上を実際に日本の会社に還元していきたいと思ってます。

    ──それはボランティアですか?

    清原 投資です。

    ──なるほど。それが今の会社の目標なんですね。
    では、10年後はどんな会社になっていたいですか?

    清原 「最近、日本の会社の調子が良いよね」という空気感になった時に、「それってGaikaが関わってる会社だよね」と言われる状態を作りたいです。
    海外でも自社展開して、いろんなところにGaikaの名前があって、世界中にGaikaという言葉が広がっているような会社になっていたいですね。

    ──大きな目標ですね。
    清原さん自身の今後の目標はありますか?

    清原 会社の目標にも繋がりますが、Gaikaが飛ぶ鳥を落とす勢いでどんどん成長していって、その中で「清原がいたからこの会社って大きくなったよね」とか「清原さんと一緒に仕事をするためにGaikaさんに依頼したいな」と思われるような人になりたいというのが1つです。
    また、頭が悪くても起業して活躍できるんだぞ、という象徴みたいな人になれたらなと思ってます。

    ──不躾なことをお聞きするのですが、ご自身で「頭が悪い」と仰るのはコンプレックスだからですか?

    清原 ここまで来たらコンプレックスではないです。逆に強み。
    みんなが「ちょっと…」って考えるところを、あまり考えずに「行きます!」って言えるので。

    最後に

    ──これから起業を目指す同世代に向けてアドバイスをお願いします。

    清原 最初からうまくいくとか、起業したらお金持ちになれるみたいに考えてるならおすすめしませんが、本気で目標に向かって頑張れる人はぜひ一緒に頑張りましょう。

    ──ありがとうございます。
    最後に伝えたいことはありますか?

    清原 Gaikaのビジョンに共感して、実際に日本を変えるために活動するっていうのは難しい人が多いかと思いますが、それでも私たちと同じ船に乗って日本を変えたいと思ってくれる方がいたら、ぜひ一緒にやりたいです。

    今の日本の現状に課題意識を持つ清原氏は、ラグビー部で鍛えた心身とインターンで成長した社会人基礎力や人間性を糧に、起業という新たな挑戦に踏み出した。いつか世界中にGaikaを広めることを目標に、次々に多種多様な事業に取り組んでいる。

    Gaikaは「日本を、もう一度世界で勝つ国にする」ための成長をリードする会社だ。日本の未来をつくり、歴史の転換点となる会社を目指して。不安や困難にぶつかりながらも、日々走り続けている。

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    この記事を書いた人

    岡田唯月

    「作ること」が好きで、高校時代には演劇部でパンフレットやポスターの制作に携わった。内向的な性格がコンプレックスだったが、TANQ BASEと出会い積極的に他人と関わることができるように。現在はTANQ BASEインターンにて広報の仕事の経験を積みながら、大学でも編集デザインについて学んでいる。SNSでの広報活動を通して、学生の興味を後押しする情報を伝えることを目指している。

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