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大学学部・学科の選び方|文系理系一覧と将来後悔しない決め方
目次
はじめに:大学学部が選べないという人へ
「進学する大学や学部が決められない」という悩みをもつ高校生は多いのではないでしょうか。「やりたいことが見つからない」「将来の夢がない」と聞くと、ネガティブな気持ちになるかもしれません。でも、これは決して珍しいことではありませんし、恥ずかしいことでもありません。むしろ、多くの人が通る道なんです。
かくいう私も、高校生の頃ははっきりと将来の夢があったわけではありませんでした。漠然と「東京に行きたい!」という思いはありましたが、それだけで「何がしたいか」が明確だったわけではなかったです。もちろん目指す理由なんて人それぞれだとは思います。ただ大学入学後を考えると、「自分は将来何をしたいか」「なぜこの大学学部に進学したのか」が自分の中ではっきりしておりある程度目的意識を持って進学することで、大学以降の行動力アップにつながるのではないでしょうか。
この記事では、進学する大学・学部が決まらないことに悩んでいる高校生に向けて、大学学部の比較ポイント、具体的な決め方のステップなどを解説します。自分に合った大学・学部を決める参考になれば幸いです!
大学学部を選ぶ前に知っておきたいこと
具体的な学部の紹介に入る前に、大学選びで押さえておきたい基本的なポイントを確認しておきましょう。これを知っているかどうかで、学部選びの精度がぐっと上がります。
学部と学科の違い
大学には「学部」と「学科」がありますが、この違いを正しく理解していますか?学部は、大きな学問分野のまとまりです。例えば「工学部」「文学部」「経済学部」などがこれにあたります。学科は、学部の中でさらに専門分野を細かく分けたものです。例えば工学部の中に「機械工学科」「電気電子工学科」「情報工学科」などがあります。
つまり、学部を選ぶことは「大まかな方向性」を決めること、学科を選ぶことは「具体的に何を深く学ぶか」を決めることになります。学部だけでなく、学科まで調べて自分の興味に合っているかを確認することが大切ですね!
大学によって同じ学部名でも内容が異なる
意外と見落としがちなのが、同じ学部名でも大学によって学べる内容がかなり違うということです。例えば「情報学部」という名前でも、ある大学ではプログラミングやAIなど技術寄りの内容が中心だったり、別の大学ではメディアやコミュニケーションなど社会科学寄りの内容が中心だったりします。
学部名だけで「きっとこういうことが学べるだろう」と思い込まず、各大学のカリキュラムや研究室、開講科目までチェックすることをおすすめします。大学の公式サイトやパンフレット、オープンキャンパスでの説明会などを活用して、実際に何が学べるのかを具体的に把握しましょう。
就職との関係性の基本
「この学部に行ったら将来の仕事が決まってしまうのでは?」と不安に思う人もいるかもしれません。結論から言うと、学部と就職先が直結するケースと、そうでないケースの両方があります。
学部と就職が直結しやすい分野の例
- 医学部 → 医師
- 薬学部 → 薬剤師
- 看護学部 → 看護師
これらは国家資格の取得が前提となる職業なので、その学部に進まないと基本的に目指せません。
学部と就職が直結しにくい分野
一方で、文学部、経済学部、法学部、社会学部などの多くの文系学部や、理学部、工学部の一部では、卒業後の進路は多岐にわたります。文学部出身でIT企業に就職する人もいれば、工学部出身で金融業界に進む人もいます。大切なのは、学部で何を学んだかよりも大学生活で何を考え、どんな経験をし、どんな力を身につけたかです。
文系学部の特徴と学べること
文学部系統
文学部を一言で表すと、「人間と文化を探求する学問」です。言葉、歴史、思想、芸術など、人間が生み出してきた多様な文化を深く掘り下げ、多角的な視点から物事を捉える力を養います。思想系、歴史系、言語文化系、行動科学系に分類されます。
「汝自身を知れ(グノーティ・セアウトン)」。これは、古代ギリシアの都市デルフォイ、そのアポロン神殿に刻まれていた格言の一つです。人間が、人間自身を知ること——これこそ文学部の使命であると言えましょう。(九州大学文学部HPより抜粋)
向いている人
- 読書や美術館巡りが好きな人:物語や歴史、芸術に触れることが好きで、その背景にある「なぜ?」を深く知りたいという知的好奇心がある人。
- 物事をじっくり考えるのが得意な人:流行や表面的な情報に流されず、自分の頭で深く考えを巡らせることに面白さを感じる人。
- コミュニケーション能力を高めたい人:言葉の持つ力や、人と人とのコミュニケーションのあり方に興味がある人。
外国語学部系統
外国語学部は、英語だけでなく、中国語、フランス語、スペイン語など、特定の言語と文化を深く学びます。単に言葉を習得するだけでなく、その国の歴史や社会、人々の考え方まで理解することを目指すことが多いようです。外国語を「文化」として研究できることが最大の魅力です!
向いている人
- 外国の言葉や文化に強い興味がある人。
- コミュニケーションをとるのが好きな人。
- 探究心が旺盛で、知的好奇心がある人。
教育学部系統
教育学部は、教員免許の取得を目指すだけでなく、子どもの成長や教育の仕組み、心理学などを学びます。教員養成系(免許取得が主)と教育学系(教育を研究対象とする)に分かれています。
向いている人
- 教育に強い興味がある人。
- 人の成長をサポートしたい人。
- 教えることが好きな人。
法学部系統
法学部は、法律や政治について学びます。社会のルールや仕組みを理解し、論理的に物事を考える力が身につきます。公務員や法律家を目指す人だけでなく、一般企業でも重宝される論理的思考力を養えます。
向いている人
- 社会のルールや仕組みに興味がある人。
- 論理的に物事を考えるのが得意な人。
- 正義感が強く、社会に貢献したい人。
経済学・経営学部系統
経済学は「お金の流れや社会の仕組み」を、経営学は「企業や組織の運営方法」を学びます。企業の経営者や公務員、銀行員など、将来の選択肢は非常に広いです。
向いている人
- お金の流れや社会の仕組みに関心がある人。
- 数字やデータを用いて物事を分析するのが得意な人。
- 将来、ビジネスや社会の第一線で活躍したい人。
国際関係学部系統
世界中の政治、経済、文化、紛争など、国と国の関係性を学びます。国際機関や商社、マスコミなど、グローバルな舞台で活躍したい人におすすめです。
社会学部系統
社会の仕組みや人間関係、社会問題などを多角的に探求します。マスコミや広告、NPOなど、様々な分野で活躍できます。
芸術学部系統
美術、デザイン、音楽、映像、演劇など、感性や創造性を活かして表現する方法を学びます。
理系学部の特徴と学べること
理学部系統
数学や物理、化学、生物、地学といった基礎科学を深く探求します。自然界の真理や法則を解明することに喜びを感じる人に向いています。
向いている人
- 基礎科学が好きで、自然界の法則を解明したい人。
- 論理的に物事を考え、探究していくことが好きな人。
- 知的好奇心が旺盛な人。
工学部系統
理学部で学んだ基礎科学を応用して、モノづくりや技術開発を行います。機械、電気、情報、建築など、社会の基盤を支える分野です。
向いている人
- モノづくりや技術開発に強い興味がある人。
- 現実の問題解決のために、論理的思考と創造性を結びつけられる人。
農学部系統
食料生産や環境、動物の健康について学びます。農業技術者や食品メーカー、獣医など、食と健康、環境を守る仕事を目指せます。
医学部系統
人間の身体の仕組みや病気について学び、医師を目指します。高い倫理観と責任感、そして他者への共感力が求められます。
看護学・医療学・栄養学部系統
看護師、理学療法士、管理栄養士など、医療の現場で活躍する専門職を目指します。高齢化社会において需要が非常に高い分野です。
歯学部系統
歯や口腔の健康について学び、歯科医師を目指します。手先の器用さや精密な作業が得意な人に向いています。
薬学部系統
薬の知識を学び、薬剤師を目指します。病院や薬局だけでなく、製薬会社での新薬開発という道もあります。
後悔しないための大学・学部の比較ポイント
学べる分野や内容
学部ごとに学べる分野や内容は大きく異なるため、自分の興味や将来の目標に合った分野を選ぶことが重要です。同じ分野名でも大学によって特色が違うため、研究テーマまで深掘りしておきましょう。
大学4年間でかかる学費
大学の種類や学部によって、費用は大きく異なります。以下の表を参考にしてください。
| 大学の種類・系統 | 4年間の学費目安 |
|---|---|
| 国公立大学(全般) | 約240~250万円 |
| 私立大学(文系) | 約410万円 |
| 私立大学(理系) | 約540万円 |
※一人暮らしをする場合は、これに加えて生活費(首都圏なら4年間で300~400万円程度)が必要になります。
立地や環境
都市部は交通の便が良くインターンの機会が多い一方、郊外は静かで落ち着いた研究環境が整っています。自分のライフスタイルに合うか確認が必要です。
大学・学部選びを成功させる具体的な選び方・ステップ
1. 自己分析する
まずは自分がどんなことに興味があるのか見つめ直しましょう。もし興味があることが特にないのであれば、「TANQ BASE(旧:はたらく部)」で社会のことを知り、興味の種を見つけていくのがおすすめです!
自己推薦書に書くことがない?経験が少ないと悩む学生のための完全ガイド – TANQ BASE
2. 情報収集する
オープンキャンパスへの参加、アドミッションポリシーの通読、先輩へのヒアリングなど、リアルな情報を手に入れましょう。「イメージ」と「実態」のギャップを埋めることが大切です。適職診断サイトの活用も有効です。
【目的別】おすすめの職業診断サイト紹介【中学生・高校生向け】 – TANQ BASE
【高校生向け】自分に向いてる仕事が見つかる5つの適職診断 – TANQ BASE
3. 頼れる大人を巻き込む
親や先生だけでなく、社会人を含めた様々な職種の人の意見を聞いてみましょう。実際にその学部を卒業して社会人になった人から話を聞くことで、思ってもいなかったメリットやデメリットが見つかるからです。
【はたらく部(現:TANQ BASE)】全国の中高生に学校生活・キャリア教育に関わる意識調査を実施 – TANQ BASE
大学の学部学科が決められないあなたにTANQ BASEをおすすめ!
私は高校生の時、「大学受験の勉強は大学に入るためにやってるけど、本当にこれだけでいいのかな、、、」と不安を感じていたことがあります。そんな中、TANQ BASE(旧:はたらく部)の広告を目にし、社会の先取り体験ができるのがおもしろそうと感じて入部しました。
日本全国の同級生や先輩、様々な社会人と出会い、サービスのアイデアを企業の方にプレゼンした経験は、大きな自信につながりました。「勉強だけしてて本当にいいのかな、、」「もっと社会のことについて知りたい!」と思う人は、ぜひTANQ BASEの無料体験に申し込んでみてください!
木原汰一郎
TANQ BASE一期生として活動後、TANQ BASEを運営する株式会社RePlayceにインターン生として参加。高校時代は「東京に行きたい」という思いで学業に励み、その後、東京大学理科一類に進学。TANQ BASEでは企業課題解決コースやプレゼンバトルなどに挑戦した。インターン業務では広報用記事の作成に取り組んでいる。

